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就学前の保育・教育

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保育所幼稚園認定こども園

平成27年度より新制度が始まり、乳幼児の保育・教育施設の選択肢が増えている一方で、新制度や認定こども園に移行する幼稚園もあれば従来型の幼稚園・保育所もあり、今のところどこも一律に新制度を受けられる訳ではないという現状があります。
就学前の保育・教育施設を選ぶ際には、

保育所・幼稚園・認定こども園のほぼ3択。

(小規模の地域型保育事業や障害のあるお子さんには児童発達支援事業所もあります)

どう違うの?
簡単にまとめますと以下の表になります。
実際にはもっと細かく設定されていますので、お目当の施設が決まりましたら見学をするなどして必ず説明を受けてください。

保育所 市町村の支給認定が必要。
両親ともに子どものめんどうを見れない理由(両親とも働いているなど)がある家庭の場合利用できる。
0歳(生後数ヶ月後)〜預けられる。
利用料=市町村が設定した年収に応じた保育料金。
幼稚園

従来型と新制度型がある

お子様が満3歳から利用できる。
両親就労などの条件はない。
利用料=幼稚園が設定した料金体制。
新制度導入園もあり、市町村の支給認定を受け、市町村が設定した年収に応じた保育料(0円〜19,900円)になる。(1号認定が必要)
認定こども園 市町村の支給認定が必要。
両親就労などの条件はない。
保育所と幼稚園双方の機能を有している。
0歳(生後数ヶ月後)〜預けられる。
利用料=市町村が設定した年収に応じた保育料金になる。

●保育所は原則7時〜18時の保育機関(各保育所が設定する時間割があるので要確認!延長保育もある)
●幼稚園は学校教育法に基づく教育機関(大抵、預かり保育で延長できる)。
幼稚園には、支給認定とは別に意外と知られていない保育料の補助金制度あり!(札幌市の場合)
●幼稚園でも新制度を導入する園が増えているので、収入に応じた制度を受けられる園がある。
●0歳〜預けたいなら、保育所か認定こども園の2択。
●認定こども園は、幼稚園母体と保育園母体などの特色がある。
※市町村や施設によって設定が若干異なる場合があるので要確認!

幼稚園・保育所・認定こども園の仕組みがわかるパンフレットはこちら(札幌市子ども未来局発行)

新制度では支給認定証の交付を受ける必要があります

●1号認定(満3歳以上)
〔保育の必要性〕 なし(教育を希望)
〔教育・保育時間〕 教育標準時間(4時間利用)
〔利用できる施設〕 新制度に移行した幼稚園、認定こども園
〔支給認定 申請〕 園を通じて行う

1号認定を受けた場合の保育料(札幌市子ども未来局サイト)

●2号認定(満3歳以上)
〔保育の必要性〕 あり
〔教育・保育時間〕 保育標準時間(11時間利用)、保育短時間(8時間利用)
〔利用できる施設〕 保育所、認定こども園
〔支給認定 申請〕 区役所

●3号認定(満3歳未満)
〔保育の必要性〕 あり
〔教育・保育時間〕 保育標準時間(11時間利用)、保育短時間(8時間利用)
〔利用できる施設〕 保育所、認定こども園、地域型保育事業所
〔支給認定 申請〕 区役所

2号・3号認定を受けた場合の保育料(札幌市子ども未来局サイト)

まとめ
新制度のスタートにより、認定こども園に移行、もしくは新制度導入を行うなど、方針が変わった幼稚園もあります。

認定こども園に移行した園
支給認定、1号・2号・3号認定が必要です。
新制度を導入した幼稚園
支給認定が必要です。
従来のままの幼稚園
支給認定の手続きは不要です。
その代わり保育料の補助金制度あり。

・・・札幌市の場合・・・
新制度を導入した幼稚園、もしくは認定こども園の幼稚園部分の利用を希望の場合、支給認定手続きは各園の入園申し込みの際に行います。(1号認定の方)
認定こども園の保育部分の利用を希望の場合、保育の利用時間の認定(8時間もしくは11時間の2種類)を受ける必要があります。手続きは各家庭によって変わってきますので、お住まいの区の健康・子ども課子ども家庭福祉(担当)係にお問い合わせください。(2号・3号認定の方)

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